マグナでバイクライフin北海道

愛馬「V-TWIN マグナ 250」を駆り、つまづき、よろけ、工作し、風になり、感激し、冒険するバイクライフw

マグナV-MAXテイストカスタム#7 エアインテークの加工(後編)

●1.内側肉厚盛り

エアインテークを両面テープで張り付けることにしたので

そうなると接合面積が少ないな

ということで

エアインテーク内側にさらに石粉粘土を増量

石粉粘土は軽くてそこそこ硬くなるのがいいところ(ダイソー調達で安いし)

乾燥時間がかかるのと、やせるのが痛いところ

ドライヤーで強制乾燥

んー・・・タンクとの接合面が綺麗綺麗に出ないな

ということで真打ちポリパテ

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99工房 厚付けポリパテ

塗って

タンク押し付け

ポリパテはやせることなく表面なだらかで、硬化も早い

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ヨジョウしたサランラップのしわまで忠実に再現w

エアインテークの重量、重くなったな・・・

しかし、これだけタンクとの接合面ができれば、両面テープ接合でも剥がれることはない(と、思いたい)

●2.表面磨き

耐水ペーパーで手磨きといきます

180番→240番→400番→800番→1200番→1500番→コンパウンドピカール)といきます

因みに、左エアインテークに小穴があって、エポキシパテで埋めています(-o-;)

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180番

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240番

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400番

んー作業がきついw

しかしここは手間をかけるべきところ

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800番

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1200番

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1500番

最後にピカール

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ピカール

さすがピカール

いっきに鈍い輝きを放つようになりました!

苦労のかいありっ!

 

●3.クリアー塗装

アルミはいずれ曇るので、クリアー塗装で保護します。

塗装が剥がれないようにプライマーはミッチャクロン

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塗料くいつき野郎のミッチャクロン、透明で乾燥早く使い勝手よし

99工房ウレタンクリアー2液混合

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ウレタンクリアー強靭な被膜にして水とぎ不要(のはず)

お値段高いけど、硬化が早く、ラッカーより耐久性が高い

うまくすれば水とぎ不要ってのもいいね

10分おきにブシューを5回

4回でもう十分だったけど、使い切りなので、貧乏性がたたって、もったいないと5回目をスプレー

5回目は余計でした

ごくごく一部ですがタレてしまった・・・

過ぎたるは及ばざるがごとし・・・(-o-;)

しかし期待通りの、塗れたようなつややかさ

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確かに水とぎ不要

マグナV-MAXテイストカスタム#6 エアインテークの加工(前編)

さて、仮仮当てで、全体イメージができたところで、パーツ制作&加工に入ります

メインのエアインテークから

●1.内側にパテを盛る(両面テープ貼り付け面をつくる)

取り付けの為、エアインテーク内側に肉盛り

エポキシパテは高いのと重いので、安く大量に使えて軽い石粉粘土(byダイソー)で肉盛り

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タンクとの接合位置をマジックペンでバミリして

サランラップをタンクにかぶせる

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肉盛りしたエアインテークを押し付け

ヨジョウテープで仮固定

乾燥まで5日おいたけど、何分冬の北海道、なかなか中まで乾かない

表面が硬くなったところで、外して室内乾燥

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瞬間接着剤を流し込んで石粉粘土を固定

嗚呼~、石粉粘土、水分蒸発ものは縮むんだなぁ・・・

●2.裏板づくり

タンクと干渉しない前側を隠します

現物当てで、ダンボールでだいたいの形を抑え

1㎜のアルミ板を切り出して作成

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切り出しは、ドリルでいっぱい穴あけ方式

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エアインテークとL字ステーでネジ止め

エアインテークは前面吸気口カバー取り付け用のネジ穴が切られているので、これを活用、裏からねじで固定

表の吸気口カバー取り付けは、袋ネジ(メス)で止めることにします。

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エアインテークと合わない部分をグラインダーで削る

エアインテーク下とラインを合わせると、上が合わないので、上の隙間はエポキシパテで埋めようと思っていたけど、グラインダーで削っていると、うまい具合にアルミ板が曲って伸びて、隙間をふさぐ形にできました!

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意図せずうまい具合に問題解決!

裏からエポキシパテで補強

●3.塗装はがし

グラインダーでガーッ!と

ダイソーのナイロンディスク(200円)

これだけで、塗装はがしできました

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上:ナイロンディスクでグラインダー後 下:グラインダー前

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両方ナイロンディスクでグラインダー完了

塗装が薄いところや、入り組んだ部分は

これ「アサヒペン強力塗料はがし液」

クリアレッドと銀の層をずばっと剥離

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塗ると塗装面がブツブツと浮いてきてドロドロとなるので、ティッシュでふき取ります

そしてこれ「Mr.Color薄め液」(模型用シンナー)

下地の黒が落ちないのでこれで

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↑落とした後の写真ですが・・

なかなか落ちないけど塗装がやわらかくなるので

最終手段で「

爪でひっかき塗装落としw

人間の爪は素晴らしいw

塗装はがしてみると、手の込んだ塗装だったということがわかります

黒の下地(上塗りの銀を引き立たせる) → 銀の塗装(上塗りのクリアーレッドを引き立たせる) → クリアーレッド

キャンディーアップルレッド塗装は大変手間ですな

だがはがす

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なんとか塗装はがしができた。

 

マグナV-MAXテイストカスタム#5 仮当てでイメージング

エアインテークの装着位置が決まったところで、全体感のイメージングで仮当て

ウインカーは一番上にずらしてもハンドルを切るとエアインテークに当たってしまう(マグナはキャスター角大きいので)

純正ウインカーあきらめて、別の小型ウインカーを付けなければだめか?・・・・

しかし、一番下にすると(本来の取り付け位置よりさらに数ミリ下)、ウインカーを極小内向きにする必要はあるけど、干渉しないことがわかった。

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よし、これでいこう!

タンクとエアインテークの前側の隙間、ハンドルがまっすぐだと、さほど気になりませんが・・

ハンドルを切ると

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あう!恥ずかしいくらいにタンク丸見えーの取って付けた感!

恥ずかしいので「隠し」が要りますね。

ダンボール切って「隠し」の造形イメージ

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すきま隠しパーツを作るとしよう

エアインテークとタンクとの接合は、ステーじゃなくて、もう、両面テープで決定ぇっ!

ただ、脱落防止でフレームとのねじ止め個所は必要だ

エアインテーク下部の穴とフレームをネジで繋げることにしよう

V-MAXエアインテーク装着の妄想プロジェクト・・

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なんだかいけそうな気がするぅ~♪

マグナV-MAXテイストカスタム#4 位置決め

エアインテークとタンクカバーが純正状態に戻ったので

エアインテークのボディと当たる部分、グラインダーでがっつり削り

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マジックペンの線の部分をグラインダーで削り取る、グラインダーの力すげぇw

右エアクリーナーと左インジェクションの砲弾型メッキカバーを取り外し

当ててみる

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た・・たんくかばーが親亀の上に子亀状態w

エアインテークの取り付けはこの位置あたりか

タンクカバー・・・・

全然大きさが違うっ!

マグナのタンクが思ったより横広でV-MAXのタンクカバーは小さい

タンクカバー割って延長すれば収まるだろうが・・・・

・・・・・・・・・

・・逡巡・・・

・・・

タンクカバーは、いいやっ!あきらめっ!w

人生諦めも肝心さw

タンクカバーのことはスッパリ「ない」こととして闇に葬ることにしました。

エアインテークだけ付けばいいのだw

で、肝心のエアインテーク

妄想位置だと、いささか下過ぎない?

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エアインテークの位置が低いなぁ、いまいちだ

ジミーペイジのギター位置みたいに低いよね(古い)

かっこよく収まる位置を探し、どんどん上に・・・

うん、この位置ならかっこよく見える

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この位置に決めた!

ここなら、なんと、エアクリーナーにもインジェクションにもかぶらない

心配したエアクリーナーやインジェクション部分の加工が一切不要!

妄想工程大幅減少で実現までのハードルが下がったよ

よかったよかった

しかし、実際に現物当ててみないとわからないものですねぇ

妄想がいかに妄想でしかないか・・・

「マグナV-MAXテイストカスタム#2 妄想から一歩踏み出してしまう」で、12個の妄想の問題と妄想の対策を妄想しましたが、実に2/3に当たる8個までが本当に妄想でしかなかったというねw

まぁ、妄想楽しかったからいいけどw

物事の始まりは妄想から

です

マグナV-MAXテイストカスタム#3 エアインテークとタンクの純正戻し

ヤフオク入手のエアインテークとタンクカバー

パテ盛でマッチョに筋肉増量カスタムが施されています。

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タンクカバーなんてもう、トリケラトプスかオーガのヒッティングマッスルか、ってな具合です。

エアインテークもタンクカバーの筋肉増量に合わせ後ろの方がゴールドジム

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経年劣化か事故なのか、ところどころパテが亀裂、欠けがありますが

表面仕上げは、美しくもなだらか~な仕上がりで、大変な手間(とお金w)がかかっていることが読み取れます。

前オーナーの「愛」を感じますね

その熱い思いを引き継げるほど「できた」おっさんではないので、悪いけど増量パテを削り落とし、純正状態にしますよ。

亀裂、欠け、部分を足掛かりに、ドライバーを突っ込み、すったもんだで筋肉増量パテを破砕

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グラインダーの力も借りてやっとこさ

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ぜぇぜぇ・・き、今日のところはこへんで勘弁してやるぜ

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ばりばりっ!とうまく剥がれてくれた

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裏面のステーも邪魔だから外すぜ、結局力業だ

こういう造形盛りのカスタムは、こういう風に作るんだぁ~ということがわかりました。

いやぁ、大変な手間ですね、これを作ろうとすると。