マグナV-MAXテイストカスタム#7 エアインテークの加工(後編)
●1.内側肉厚盛り
エアインテークを両面テープで張り付けることにしたので
そうなると接合面積が少ないな
ということで
エアインテーク内側にさらに石粉粘土を増量
石粉粘土は軽くてそこそこ硬くなるのがいいところ(ダイソー調達で安いし)
乾燥時間がかかるのと、やせるのが痛いところ
ドライヤーで強制乾燥
んー・・・タンクとの接合面が綺麗綺麗に出ないな
ということで真打ちポリパテ
塗って
タンク押し付け
ポリパテはやせることなく表面なだらかで、硬化も早い
ヨジョウしたサランラップのしわまで忠実に再現w
エアインテークの重量、重くなったな・・・
しかし、これだけタンクとの接合面ができれば、両面テープ接合でも剥がれることはない(と、思いたい)
●2.表面磨き
耐水ペーパーで手磨きといきます
180番→240番→400番→800番→1200番→1500番→コンパウンド(ピカール)といきます
因みに、左エアインテークに小穴があって、エポキシパテで埋めています(-o-;)
んー作業がきついw
しかしここは手間をかけるべきところ
最後にピカール!
さすがピカール
いっきに鈍い輝きを放つようになりました!
苦労のかいありっ!
●3.クリアー塗装
アルミはいずれ曇るので、クリアー塗装で保護します。
塗装が剥がれないようにプライマーはミッチャクロン
99工房ウレタンクリアー2液混合
お値段高いけど、硬化が早く、ラッカーより耐久性が高い
うまくすれば水とぎ不要ってのもいいね
10分おきにブシューを5回
4回でもう十分だったけど、使い切りなので、貧乏性がたたって、もったいないと5回目をスプレー
5回目は余計でした
ごくごく一部ですがタレてしまった・・・
過ぎたるは及ばざるがごとし・・・(-o-;)
しかし期待通りの、塗れたようなつややかさ
確かに水とぎ不要
マグナV-MAXテイストカスタム#6 エアインテークの加工(前編)
さて、仮仮当てで、全体イメージができたところで、パーツ制作&加工に入ります
メインのエアインテークから
●1.内側にパテを盛る(両面テープ貼り付け面をつくる)
取り付けの為、エアインテーク内側に肉盛り
エポキシパテは高いのと重いので、安く大量に使えて軽い石粉粘土(byダイソー)で肉盛り
タンクとの接合位置をマジックペンでバミリして
サランラップをタンクにかぶせる
肉盛りしたエアインテークを押し付け
ヨジョウテープで仮固定
乾燥まで5日おいたけど、何分冬の北海道、なかなか中まで乾かない
表面が硬くなったところで、外して室内乾燥
瞬間接着剤を流し込んで石粉粘土を固定
嗚呼~、石粉粘土、水分蒸発ものは縮むんだなぁ・・・
●2.裏板づくり
タンクと干渉しない前側を隠します
現物当てで、ダンボールでだいたいの形を抑え
1㎜のアルミ板を切り出して作成
切り出しは、ドリルでいっぱい穴あけ方式
エアインテークとL字ステーでネジ止め
エアインテークは前面吸気口カバー取り付け用のネジ穴が切られているので、これを活用、裏からねじで固定
表の吸気口カバー取り付けは、袋ネジ(メス)で止めることにします。
エアインテークと合わない部分をグラインダーで削る
エアインテーク下とラインを合わせると、上が合わないので、上の隙間はエポキシパテで埋めようと思っていたけど、グラインダーで削っていると、うまい具合にアルミ板が曲って伸びて、隙間をふさぐ形にできました!
意図せずうまい具合に問題解決!
裏からエポキシパテで補強
●3.塗装はがし
グラインダーでガーッ!と
ダイソーのナイロンディスク(200円)
これだけで、塗装はがしできました
塗装が薄いところや、入り組んだ部分は
これ「アサヒペン強力塗料はがし液」
クリアレッドと銀の層をずばっと剥離
そしてこれ「Mr.Color薄め液」(模型用シンナー)
下地の黒が落ちないのでこれで
なかなか落ちないけど塗装がやわらかくなるので
最終手段で「爪」
爪でひっかき塗装落としw
人間の爪は素晴らしいw
塗装はがしてみると、手の込んだ塗装だったということがわかります
黒の下地(上塗りの銀を引き立たせる) → 銀の塗装(上塗りのクリアーレッドを引き立たせる) → クリアーレッド
キャンディーアップルレッド塗装は大変手間ですな
だがはがす
なんとか塗装はがしができた。
マグナV-MAXテイストカスタム#5 仮当てでイメージング
エアインテークの装着位置が決まったところで、全体感のイメージングで仮当て
ウインカーは一番上にずらしてもハンドルを切るとエアインテークに当たってしまう(マグナはキャスター角大きいので)
純正ウインカーあきらめて、別の小型ウインカーを付けなければだめか?・・・・
しかし、一番下にすると(本来の取り付け位置よりさらに数ミリ下)、ウインカーを極小内向きにする必要はあるけど、干渉しないことがわかった。
よし、これでいこう!
タンクとエアインテークの前側の隙間、ハンドルがまっすぐだと、さほど気になりませんが・・
ハンドルを切ると
あう!恥ずかしいくらいにタンク丸見えーの取って付けた感!
恥ずかしいので「隠し」が要りますね。
ダンボール切って「隠し」の造形イメージ
すきま隠しパーツを作るとしよう
エアインテークとタンクとの接合は、ステーじゃなくて、もう、両面テープで決定ぇっ!
ただ、脱落防止でフレームとのねじ止め個所は必要だ
エアインテーク下部の穴とフレームをネジで繋げることにしよう
V-MAXエアインテーク装着の妄想プロジェクト・・
なんだかいけそうな気がするぅ~♪
マグナV-MAXテイストカスタム#4 位置決め
エアインテークとタンクカバーが純正状態に戻ったので
エアインテークのボディと当たる部分、グラインダーでがっつり削り
右エアクリーナーと左インジェクションの砲弾型メッキカバーを取り外し
当ててみる
エアインテークの取り付けはこの位置あたりか
タンクカバー・・・・
全然大きさが違うっ!
マグナのタンクが思ったより横広でV-MAXのタンクカバーは小さい
タンクカバー割って延長すれば収まるだろうが・・・・
・・・・・・・・・
・・逡巡・・・
・・・
タンクカバーは、いいやっ!あきらめっ!w
人生諦めも肝心さw
タンクカバーのことはスッパリ「ない」こととして闇に葬ることにしました。
エアインテークだけ付けばいいのだw
で、肝心のエアインテーク
妄想位置だと、いささか下過ぎない?
ジミーペイジのギター位置みたいに低いよね(古い)
かっこよく収まる位置を探し、どんどん上に・・・
うん、この位置ならかっこよく見える
ここなら、なんと、エアクリーナーにもインジェクションにもかぶらない
心配したエアクリーナーやインジェクション部分の加工が一切不要!
妄想工程大幅減少で実現までのハードルが下がったよ
よかったよかった
しかし、実際に現物当ててみないとわからないものですねぇ
妄想がいかに妄想でしかないか・・・
「マグナV-MAXテイストカスタム#2 妄想から一歩踏み出してしまう」で、12個の妄想の問題と妄想の対策を妄想しましたが、実に2/3に当たる8個までが本当に妄想でしかなかったというねw
まぁ、妄想楽しかったからいいけどw
物事の始まりは妄想から
です
マグナV-MAXテイストカスタム#3 エアインテークとタンクの純正戻し
パテ盛でマッチョに筋肉増量カスタムが施されています。
タンクカバーなんてもう、トリケラトプスかオーガのヒッティングマッスルか、ってな具合です。
エアインテークもタンクカバーの筋肉増量に合わせ後ろの方がゴールドジム
経年劣化か事故なのか、ところどころパテが亀裂、欠けがありますが
表面仕上げは、美しくもなだらか~な仕上がりで、大変な手間(とお金w)がかかっていることが読み取れます。
前オーナーの「愛」を感じますね
その熱い思いを引き継げるほど「できた」おっさんではないので、悪いけど増量パテを削り落とし、純正状態にしますよ。
亀裂、欠け、部分を足掛かりに、ドライバーを突っ込み、すったもんだで筋肉増量パテを破砕
こういう造形盛りのカスタムは、こういう風に作るんだぁ~ということがわかりました。
いやぁ、大変な手間ですね、これを作ろうとすると。